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新型コロナウイルスが流行ってもうすぐ一年半。自粛生活や見えない敵との闘いにも疲れてしまいますよね。
体調管理には今まで以上に気をつけている方も多いと思いますが、そんな中でも風邪をひいてしまうことは誰にだってあります。

そんな体も心も弱っているときには、栄養たっぷりのスープから元気をもらうのがおすすめ。
今回は、風邪のときに飲みたいスープとおすすめの食材をご紹介します。手軽にできるスープを飲んで、体も心も温めましょう!

風邪のときは体を温めよう

かぼちゃスープの写真

風邪をひくと熱が出ることもありますよね。これは私たちの体の中で、免疫細胞とウイルスが戦っているため。体温が上がると免疫力が高まり、風邪の原因であるウイルスを撃退しやすくなるのです。

インフルエンザなどの強いウイルスが体に入ってくると高熱が出るのは、撃退するために体も頑張っているということなのですね。

熱が出ているときは苦しいですが、上手に体温を上げることができれば免疫細胞も活性化するので、風邪の症状はより早く良くなります。

スープなどの温かいものを食べることで、体が温まり風邪も治りやすくなるのですね。

消化のいいスープがおすすめ

ウイルスを撃退するためには、栄養のあるものを食べて免疫力をアップさせることも大切。

しかし風邪をひいていると食欲がわかないことも多いですよね。

食べ物を消化・吸収するときにも体のエネルギーを使うため、免疫が弱っている状態で消化の悪いものを食べることは避けたほうがいいです。

特に腸は「人体で最大の免疫器官」とも呼ばれていて、腸に負担をかけると免疫を下げてしまう原因にもなってしまいます。

しっかり栄養も摂れて消化もいいのが「スープ」です。食欲がないときでもスープであれば食べやすいですよね。

さらに風邪のときには汗をかくため、脱水症状になりやすいことも覚えておきましょう。スープなどの食事から水分をとれば、そのような症状も一緒に防ぐことができます。

風邪のときに食べたい食材

免疫が弱っているときには、栄養があって消化にもいい食材を食べるのがおすすめ。ここでは、風邪をひいたときにぜひ取り入れてほしい食材をご紹介します。スープとも合わせやすい食材なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

しょうが

しょうがの写真

風邪のひき始めには「しょうが湯」を飲む方も多いのではないでしょうか。しょうがには風邪の時に嬉しい効果がたくさんあるのですよ。

「ショウガオール」と呼ばれる成分には、血行を良くして体を内側から温めてくれる働きがあります。しょうがを食べると体がポカポカとしてきますよね。

さらに「ジンゲロール」と呼ばれる成分には、体内に侵入したウイルスを撃退してくれる働きがあるのだとか。

免疫力アップにもつながるので、風邪のときにはぜひ食べたい食材です。

体が温まり、ウイルスもやっつけてくれる「しょうが」はスープとの相性もよく、細かく刻んだり、すりおろしたりして簡単に取り入れることができるのも嬉しいですね。

ねぎ

ねぎの写真

ねぎの白い部分と緑の部分では、含まれる栄養成分が違うことを知っていましたか。

風邪のときに食べてほしいのはねぎの「白い部分」。「アリシン」と呼ばれる栄養素には、菌を撃退してくれたり炎症を抑えてくれる働きがあります。

さらに血流がよくなる効果や、発汗・利尿作用があったりと、風邪の時に弱った体にはぴったりの食材なのです。

またネギは「ビタミンB1」を含む食材と一緒に食べることで、疲労回復の効果も期待できます。豚肉や大豆、玄米などと一緒に調理すれば、さらにねぎのパワーを引き出すことができますよ。

豚肉

豚肉の写真

豚肉を使ったボリューム満点の料理を「スタミナ丼」と呼ぶこともありますよね。

その名の通り豚肉には、新陳代謝を高めて免疫力を上げてくれる効果があるのです。

中でも疲労回復に効果の高い「ビタミンB1」は、鶏肉や牛肉の5〜10倍も含まれているといわれています。

加熱しても壊れにくく、体内で吸収されやすい特徴があるため、スープにして食べるのにもおすすめの食材です。

豚肉は「アリシン」という栄養素と一緒に摂ることで相乗効果が生まれ、さらに体に嬉しい効果があります。

先ほどご紹介した「ねぎ」に多く含まれているのが「アリシン」でしたね。

他にもニラや玉ねぎなどに豊富に含まれています。

それぞれの食材には相性のいい食材がありますので、そこも一緒に学びながら料理をするのもおすすめですよ。

風邪のときにおすすめのスープ

胃に優しく体も温まる、さらにいろいろな食材を取り入れやすいのもスープのいいところ。

ここでは、風邪をひいたときにおすすめの「簡単にできるスープレシピ」をご紹介します。

体がだるいときや風邪っぽいな、と感じるときにもぜひ作ってみてくださいね。

長ネギしょうがスープ

1つめにご紹介するのは「長ネギ」と「しょうが」を使ったスープ。どちらも風邪のときにおすすめの食材でしたね。

体の中心から温まり、食欲のないときでも食べやすい優しい味つけになっているので、ぜひ作ってみてくださいね。

1.ねぎは1cm幅に切る。しょうがは千切りにする。

2.鍋に鶏ガラスープの素を小さじ1、水を600cc、塩こしょうを入れて熱する。

3.スープが温まったら、ねぎとしょうがを入れて3分ほど煮れば完成!

豚バラ野菜スープ

野菜はスープにすることで、食べやすくなり量もとることができるのでおすすめです。
たっぷりの野菜と栄養満点の豚バラで、風邪に負けないパワーをつけましょう。

こちらもシンプルな味付けなので、風邪の時でも食べやすいですよ。
使う野菜はお好みのものでOK。冷蔵庫にある食材を上手に使って作ってみてくださいね。

1.白菜、にんじん、玉ねぎを食べやすい大きさに切る。(その他の野菜もあれば使ってOK)

2.豚バラは約3cm幅に切る。

3.鍋にコンソメ顆粒を小さじ2、水を400cc、塩こしょう、切った野菜を入れて熱する。

4.沸騰したら豚肉を加え、10分ほど煮れば完成!

かぶの味噌汁

かぶにはビタミンやカリウム、食物繊維が豊富に含まれていて、胃腸を整える効果や風邪の回復を早める効果があります。
葉の部分も食べることができるので、一緒にお味噌汁にいれるのがおすすめ。また味噌にも体を温める効果や免疫力アップの効果があります。

優しいほっこりとした食感と味は、風邪のときにもぴったりです。

1.かぶの白い部分は皮をむいて、食べやすい大きさに切る。葉の部分も2cmほどの大きさに切る。

2.鍋にだし汁4カップとかぶの白い部分を入れて強火にかける。

3.沸騰したら中火にして蓋をし、8分ほど煮る。

4.かぶが白く透き通ったら、葉の部分を加える。

5.最後に味噌大さじ4を溶いたら完成!

まとめ

風邪のときだけでなく、これからの寒い季節にも温かいスープはおすすめ。
野菜もお肉もまとめて食べられるので、しっかり栄養を摂りたいときにぴったりのメニューです。

わかめなどの海藻や卵などを入れてもいいですし、お気に入りの食材を組みあわせて、自分だけのオリジナルスープを作ってみるのもいいかもしれません。

ホッとしたいときやゆっくりしたいときにも、ぜひ温かいスープを作ってみてくださいね。

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KYOKO

食べることと旅行が大好きな女子ライター

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