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海外モデルや女優さんがよく飲んでいる「コールドプレスジュース」。

オシャレな人が飲む飲み物だな〜なんて思っている方も多いのではないでしょうか(笑)

実は全くそんなことはなく、ジューサーさえあればお家でも簡単に作ることができるのです!

そこで今回は、コールドプレスジュースとはどんな飲み物か、どんな効果があるのかについてご紹介します。今じわじわと浸透している「ローフード」についてもご説明するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

コールドプレスジュースとは?

雑誌やSNSでよく見かけるコールドプレスジュースですが、実際にどんなジュースなのか知っていますか?まずは、コールドプレスジュースの基本についてご説明します。

コールド(=低温)でプレス(=圧搾)したジュース

生絞りジュースのイメージ画像

コールドプレスジュースとは、野菜や果物などを生のままジューサーに入れ、強い圧力をかけて作るジュースのこと。余計な水分は加えずに、素材の持っている水分や栄養だけを絞り出すことができるのが特徴です。

低速ジューサーを使うことで、果物や野菜に熱を加えずにジュースを作れるというのも大きなポイント。ジューサーの回転数が多いと、どうしても素材に熱が加わってしまうため、ビタミンや酵素が壊れてしまう可能性があるのです。

高速ジューサーが1分間に約1万回以上回転するのに対し、低速ジューサーは1分間に約30〜40回の回転でジュースを作ります。低温でゆっくり圧力をかけて作られるコールドプレスジュースは、素材のもつおいしさや栄養素をしっかり摂ることができるのですね。

発祥は「LOHAS(ロハス)」カルチャー

エコのイメージ写真

コールドプレスジュース発祥の地は、アメリカ西海岸のカリフォルニア。アメリカの「LOHAS」というカルチャーがきっかけといわれています。

「LOHAS」とは「Lifestyles of Health and Sustainability」の略で、日本語にすると「健康で持続可能なライフスタイル」という意味。10年後や100年後のことを考えて、人や環境に優しい生活を送ろうという考え方です。

LOHASにこれといった定義はありませんが、たとえばオーガニック食品を積極的に使う、野菜を多く食べる、ゴミを減らす、リラックスするなど。ちょっとした行動が「環境や健康への優しさ」につながるのですね。

素材の良さを活かしながら、体の内側からきれいになれるコールドプレスジュースも、このLOHASの考え方がもとになっています。

コールドプレスジュースとスムージーの違いって?

スムージーのイメージ画像

コールドプレスジュースとスムージーは、どちらもヘルシーで健康にいい飲み物ですが、大きな違いはその「作り方」と「味わい」にあります。

コールドプレスジュースは、低速ジューサーでプレスして素材のもつ水分だけを絞り出す作り方でしたね。一方スムージーは、果物や野菜をまるごとミキサーにかけてジュースにします。皮ごとミキサーに入れれば、皮の部分も一緒に飲むことができ、食物繊維もしっかり摂れるのが特徴です。

果汁だけを飲むコールドプレスジュースは、果物や野菜の繊維質が入っていないのでサラッと飲めて、消化もしやすいのがいいところ。素材を丸ごと飲めるスムージーは、繊維が豊富に含まれているので、トロッとしていて食べ応えがあります。

そもそも使う機械が違うので、どんな栄養をたくさん摂りたいか、どっちの口当たりが好きか、などで買う機械を決めるのが良さそう。低速ジューサーとミキサーの両方を持っている人は、その日の気分や使う食材によってジュースの違いを楽しめそうです。

コールドプレスジュースの効果

コールドプレスジュースは私たちの体にとってどんな嬉しい効果をもたらしてくれるのでしょうか。美容や健康の強い味方となってくれるコールドプレスジュースの効果をご紹介します。

「酵素」のパワーで内側からキレイになれる

腸活のイメージ画像

コールドプレスジュースを飲む一番のメリットともいえるのが「酵素」。簡単に説明すると、酵素とは「私たちが生きていくうえで重要な役割をしている栄養素」です。

・食べたものを消化・吸収・排出する
・エネルギーを使って体を動かす
・呼吸する
・肌の新陳代謝を行う
・けがを治す

これらの働きは全て酵素の力がないとできないもので、酵素が少なくなると体のどこかに不調を感じるはず。つまり健康でいるためになくてはならない栄養素が「酵素」なのです。そしてこの酵素は「熱に弱い」というのが大きな特徴。生の野菜やフルーツをなるべく熱をかけずに食べる、というのが酵素の上手な摂り方です。

ここまで話すと、コールドプレスジュースがなぜ体にいいかピンと来る人も多いですよね。熱をかけずにゆっくりと果汁を絞り出すコールドプレスジュースは、生きた酵素を効率よく摂るためにぴったりの飲み物なのです。

ジュースクレンズで体をリセット

フルーツジュースのイメージ画像

ジュースクレンズとは、消化器官を休ませたり体内をリセットするために、数日間ジュースだけを飲んで過ごすこと。固形物は食べないけれど、ジュースから栄養や酵素を摂ることができるので、何も食べないファスティングよりもハードルは低めです。

コールドプレスジュースのみで生活すると、腸の働きをよくする酵素が体内に取り込まれるので「代謝が上がる」「毒素が排出される」「体がスッキリする」などの効果が期待できます。長期間のジュースクレンズは危険なので、2日間程度で試してみてくださいね。

食生活がちょっと乱れてしまったときや、お酒の飲みすぎが続いてしまったとき、体をリセットするための方法として取り入れてみてはいかがでしょうか。

ジューサーとミキサーの違いって知ってる?

ミキサーのイメージ画像

先ほどご説明したコールドプレスジュースとスムージーの違いを覚えていますか?この2つはそもそも使う機械が違いましたよね。ジューサーとミキサーの違いはこの「調理方法」にあります。

ジューサーは野菜やフルーツの果汁のみを絞り出す機械。出来上がりはサラッとしたジュースになり、素材のもっている繊維質は含まれていません。果汁100%のジュースを簡単に作ることができますが、出来上がりの量は少なめになります。

ミキサーは野菜やフルーツを丸ごと使い、氷や牛乳などと合わせたドリンクを作れる機械。出来上がりはドロッとしたジュースになり、繊維質も含まれているので飲みごたえがあります。ただし水分がないと混ざりにくいので、100%のジュースを作るのは難しいかもしれません。

同じジュースでも使う機械によって口当たりや出来上がりの量が変わってきます。もっと細かいことをいうと、摂れる栄養素やお手入れ方法にも違いがあるのですよ。よく使う食材や使うシーンに合わせて機械を選んでみてくださいね。

ローフード(raw food)の魅力とは

healthyな野菜と果物のフルーツ画像

コールドプレスジュースで注目した「酵素」をさらに効率よく摂れるのが「ローフード」です。言葉自体初めて聞くという方もいますよね。ここからはそんなローフードの魅力についてご紹介していきます。

ローフードってなに?

英語で「Raw=生」「Food=食べ物」という意味のローフード。火を通していない生のフルーツや野菜、ナッツ類などの食べ物のことをさします。できる限りローフードを摂取する食生活を「ローフーディズム」と呼び、健康的な食習慣の一つとしてアメリカを中心に広まっているのです。

ローフードとされている食材にはこんなものがあります。

・生の野菜やフルーツ
・海藻
・もやしや豆苗などのスプラウト
・味噌、醤油、納豆、発芽玄米などの発酵食品
・生のナッツ類
・48℃以下で調理されたもの

味噌や納豆は作る過程で加熱されますが、その後も発酵が続くことからローフードとされています。また「生の食べ物」に限らず、酵素が破壊されない48℃以下で調理されたものをローフードとする人も。

そもそもローフードの目的は、体にとってプラスの効果があるかどうか。ルールに縛られすぎることなく、体が喜ぶ食生活を続けることが大切ですね。

生きた酵素が摂取できる

火を通すことで失われがちな「ビタミン」「ミネラル」「酵素」などの栄養素を、効率よく摂ることがローフードの目的です。加工や加熱はせず、なるべく生に近い状態の食材を食べることで、先ほどご紹介した「酵素」を効率よく摂ることができるのですね。

ローフードは酵素が多く含まれているので、消化の負担が少ないというのが大きなポイント。その分他の部分で酵素が働いてくれるので、便秘改善、美肌、ダイエット、体調改善などの効果が感じられるのですね。

ローフード生活を試してみよう

チーズケーキのイメージ画像

すでにご紹介したコールドプレスジュースも立派なローフードのひとつ。さらにジュースの「絞りカス」を使えば、ケーキやドレッシングなども作ることができます。食材を余すことなく食べられるというのもローフードを取り入れる大きなメリットですよね。

小麦や卵、乳製品を使わず、火も使わない「ロースイーツ」というのもあります。カシューナッツやココナッツミルクを使ったクリーム、ローカカオを使ったブラウニーなどレシピも豊富です。フードプロセッサーや低速ジューサーを使うと簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

もっと簡単にローフードを取り入れる方法として、生野菜たっぷりのサラダを食べることから始めてみるのもいいですね。好きな野菜やフルーツをミキサーにかけてスムージーにするのもおすすめです。

生の食材を食べようという意識を持つだけでも、普段の食生活は変わってくるはず。気合いを入れすぎずに、できることから始めてみてくださいね。

まとめ

健康にいい食生活をしたい!という気持ちはあっても、実際に変えていくのって難しいですよね。大事なのはいきなり全てを変えることではなく、できることから少しずつ行動すること。今回ご紹介したコールドプレスジュースやローフードも、その手段のひとつです。

「なぜ体にいいのか」という理由を知ることも、最初の一歩になっているはずですよ。

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KYOKO

食べることと旅行が大好きな女子ライター

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