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緑のある生活って良いですよね。観葉植物を1つ部屋に置くだけで、お部屋の雰囲気もガラリと変わります。

でも、「一人暮らしだから」「忙しくて手入れに時間がかけられないから」

と諦めていませんか?こまめな手入れも不要で乾燥や温度変化に強く、育てやすい観葉植物は意外とたくさんありますよ。

そこで今回は一人暮らしの方や忙しい人にもおすすめの、育てやすい観葉植物を9つ紹介します。

観葉植物を選ぶ上でのチェックポイント 3つ

観葉植物の写真

観葉植物の好む温度(耐寒性や耐暑性)

観葉植物のほとんどは比較的温暖な地域が原産のものが多いです。したがって、耐暑性に優れた観葉植物が多い一方で、冬の寒さは観葉植物にとって厳しいものです。たいていの観葉植物は気温が10℃を下回ると弱ってしまいます。冬の寒さが厳しい地域にお住まいの方は、「耐寒性」のある観葉植物を選びましょう。寒さに強い観葉植物であれば、室内に取り込んであげれば苦なく冬越しができるので安心です。

水やりの頻度(乾燥性)

「植物を育てる」と聞くと、毎日水やりが必要なイメージを抱くことでしょう。これがなかなか観葉植物に手を出せない理由ではないでしょうか。しかし、乾燥に強い観葉植物もあります。土が乾いてから水やりをすれば良いので、水やりの頻度は週1~2回ほどで大丈夫です。

水やりと一緒に気をつけてほしいのが「葉水」です。葉水とは、霧吹きで葉に直接水を吹きかけることです。葉の大きな観葉植物を選ぶ場合、葉水をしてあげることで美しくつやのある葉になりますよ。観葉植物の葉が美しいとインテリアとして映えるだけでなく、病害虫の予防にもなります。葉水の必要性も踏まえてどの観葉植物が自分に合うか考えると良いでしょう。

日当たりの必要性の有無(耐陰性)

家の中は場所によって日光があまり入らないお部屋もありますよね。そんなときは「耐陰性」がある観葉植物を選びましょう。耐陰性のある観葉植物なら、玄関先や寝室などでも育てることができます。「日中は仕事などで遅くまで家を空けるため、カーテンは閉じている」という方でも安心です。ただしいくら耐陰性があるといってもやはり植物には光合成が必要なので、週末くらいは日に当ててあげるようにしましょう。

初心者さんや忙しい人にもおすすめ!育てやすい観葉植物

ではさっそく、初心者さん・忙しい方にもおすすめの育てやすい観葉植物をご紹介していきます。①耐陰性のある観葉植物 ②日当たりが良い場所を好む観葉植物 ③寒さに強い観葉植物 の3つのカテゴリーに分けてみました。お住まいの地域や生活スタイルに合わせて、適した観葉植物を選んでくださいね。

①耐陰性のある観葉植物

ドラセナ・マッサンゲアナ

ドラセナ・マッサンゲアナの写真

原産国:熱帯アジア・熱帯アフリカ
花言葉:『幸福』『隠しきれない幸せ』『永遠の愛』
耐寒性:×
耐暑性:○

別名「幸福の木」とも呼ばれ親しまれている観葉植物のドラセナ・マッサンゲアナ。上にまっすぐ伸びる太い幹と、黄色の帯模様が入った緑色の葉が特徴的な観葉植物です。祝い事、特に結婚にまつわる行事の贈答品として大変人気です。

耐陰性はあるものの、あまりにも日照不足だと葉が黄色くなったり斑模様がなくなってきたりしてしまうので、週に5時間ほどは日に当ててあげると元気に育ってくれるでしょう。また、寒さには弱く、最低気温15度以上は必要なので温度管理には要注意です。薄日のさす玄関や、室内の窓際に置くと良いでしょう。ちなみにハワイでは「家の前にドラセナを置くことは縁起がよい」と言われています。水やりは土の表面が乾いたなと感じたらたっぷりあげれば大丈夫です。

モンステラ

モンステラの写真

原産国:熱帯アメリカ
花言葉:『うれしい便り』『壮大な計画』『深い関係』『献身』
耐寒性:×
耐暑性:○

ハワイではその大きな葉の切れ込みから差し込む光の様子から、モンステラの葉が「希望の光を導く」と言われているそうです。

濃い緑色をした大きな葉は存在感抜群で、リビングに置くと映える観葉植物です。葉は生長するにつれて切れ込みが入ったり、穴があいたりして独特な形へと変わります。

モンステラは高温多湿を好むので、特に春~秋の生長期には土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにします。一方で冬の水やりは2週間に1度程度で問題ありません。

大きな葉を美しく保つためにも葉水は毎日してあげることをおすすめします。

サンスベリア(サンセベリア)

サンスベリア(サンセベリア)の写真

原産国:アフリカ
花言葉:『永久』『不滅』
耐寒性:×
耐暑性:○

サンスベリアは葉の模様や葉形が異なる様々な品種があります。空気洗浄作用があることからも近年人気の観葉植物で、有害な化学物質を除去してくれるようです。置き場所に困ったら寝室に置くのもおすすめです。

栽培適温は20〜25℃ですが、寒さに弱く耐寒温度は10度程度しかありません。地植えでの冬越しは難しいです。

サンスベリアはサボテンのように、その多肉質な葉に水分を溜めており湿度を好みません。素焼き鉢やテラコッタなど通気性の良い鉢で育てるのがおすすめです。

プラスチック鉢や陶器製の鉢で育てたいときは、川砂や小さい軽石を混ぜると通気性・排水性が良くなります。

したがって水やりもほぼ不要で、土が完全に乾いたらあげる程度で大丈夫です。

②日当たりが良い場所を好む観葉植物

フィカス・エラスティカ(インドゴムノキ)

フィカス・エラスティカ(インドゴムノキ)の写真

原産国:インド・スリランカ・マレーシア
花言葉:『永久の幸せ』
耐寒性:△
耐暑性:○

かつてインドで天然ゴムを採取するために栽培していたことから、「ゴムの樹」の愛称で親しまれているフィカス・エラスティカ。コロンとした丸い葉が特徴で、樹形も個性豊かです。葉の大きな植物なので、大鉢のものをリビングや玄関のインテリアにすると、その魅力を最大限に楽しむことができるでしょう。

水やりもほとんど必要なく、土が乾ききったら与える程度で構いません。日光浴が好きですが、丈夫で耐陰性もあり日陰でも育たないということはないので、置き場所を選ばない点も魅力です。

1点、フィカス・エラスティカを始めとしたゴムの木類の樹液には少々注意が必要です。ゴムの木類の樹液が皮膚に直接触れると、体質によっては皮膚炎や蕁麻疹などを起こしてしまうこともあります。また、この樹液は服などに付着するとなかなか落ちないので、作業する際には汚れても構わない衣服を着用し、ゴム手袋などをはめると安心です。

ガジュマル

ガジュマルの写真

原産国:東南アジア・インド・オーストラリア
花言葉:『健康 』
耐寒性:×
耐暑性:○

ぽっこりとした幹がユニークで可愛らしいガジュマルは、別名「多幸の木」とも呼ばれ縁起の良い観葉植物です。沖縄では「キジムナー」という精霊が宿る木とされています。そのため、ギフトにもピッタリ。

自然界に生えているものは20mになるものもあるほど、生命力が強く丈夫です。一般には、高さ10〜20cmほどの卓上サイズが流通しています。

ガジュマルは日光が大好きな観葉植物。ベランダや窓際など、日が当たる場所に置いてあげましょう。日光さえ気をつければ、水やりも頻繁には不要で、土が乾ききったら少しあげる程度で構いません。

パキラ

ガジュマルの写真

原産国:ブラジル
花言葉:『快活』『勝利』
耐寒性:○
耐暑性:○

パキラは乾燥、寒さ、日陰にも強いという丈夫な観葉植物です。 どの観葉植物が良いか迷ったらパキラを選べば間違いないでしょう。「パキラを売ったらお金持ちになった」という言い伝えから、お金をもたらす幸運な木とされています。別名「発財樹(Money tree)」とも呼ばれ、開業祝いなどの贈り物としても人気があります。

ブラジルが原産地であることからも、パキラは高温多湿を好みますが、水はけが悪いと根鎖してしまうため、水はけの良い土を使うのをおすすめします。冬は生長が緩やかになるため水やりは月1〜2回で十分です。天気の良い日は屋外に出し、なるべくたくさんの日光を浴びせてあげましょう。

③耐寒性のある観葉植物

ストレリチア・オーガスタ

ストレリチア・オーガスタの写真

原産国:マダガスカル・南アフリカ
花言葉:『輝かしい未来』
耐寒性:○
耐暑性:×

白い鳥のような花を咲かせるため「天国の白い鳥」との別名を持つ、美しい観葉植物です。大きな楕円形の葉っぱが特徴です。トロピカルでエキゾチックな見た目とは裏腹に、寒さに強い半面暑さには弱いです。ゾートホテルのインテリアとしても人気なので、一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

ストレリチア・オーガスタの特徴である大きな葉には蒸散作用があり、空気清浄・加湿効果をもたらすため、「生きた加湿器」とも呼ばれています。

日光が大好きな観葉植物のため、置き場所には日当たりがよく風通しの良い場所を選びましょう。平均気温が20℃以上である春夏は、屋外で育てるのもおすすめですよ。

乾燥にも強いので、水やりは夏場で2〜3日に1度、冬は5〜7日に1度で大丈夫です。

カポック(シェフレラ)

カポック(シェフレラ)の写真

原産国:中国・台湾
花言葉:『とても真面目』『実直』
耐寒性:△
耐暑性:○

カポックは手のひらを広げたような形の葉がかわいらしく、丈夫で育てやすい観葉植物として人気のある観葉植物です。

実は耐寒性自体はさほど高いわけではないのですが、カポックは環境順応能力が高いため、関東以北以外でなら屋外での冬越しができるほど丈夫です。

冬は生長が止まる観葉植物が多い中、カポックは冬でもその生長が止まることはありません。頻繁な水やりは不要ですが、土の表面が完全に乾いたら、週に1~2回たっぷりと水をあげてください。

欠点として、カポックはアブラムシやハダニなどの害虫が付きやすいため、毎日葉水をしてあげるのがおすすめです。

アイビー(ヘデラ)

アイビー(ヘデラ)の写真

原産国:ヨーロッパ・北アフリカ
花言葉:『永遠の愛』『友情』『誠実』
耐寒性:○
耐暑性:○

アイビーは暑さ、寒さ、乾燥、日陰に強い、非常に育てやすい観葉植物です。そのため、特別に手をかける必要はありません。室内ではハンギングにして楽しむほか、屋外で壁に這わせるのも素敵ですね。

湿気を嫌うため、乾燥気味に育てるのがおすすめです。雨があたる場所であれば降雨のみでも十分。屋外での栽培もできる丈夫な植物です。

注意点としては、繁殖力旺盛な植物なので葉が生い茂りやすく、放っておくと一気に増えてしまうことです。特に地植えだと際限なく伸びていくので、適宜剪定が必要です。

まとめ

気になる観葉植物はありましたか?今回は、どれも丈夫で育てやすく、縁起の良い観葉植物をセレクトしてみました。それでもどれが良いか迷ってしまう方もいるでしょう。そんなときは、以下のポイントを参考にしてみてください。

・お部屋に存在感を出したい!⇒「ストレリチア・オーガスタ」・「モンステラ」
・縁起の良い観葉植物を飾りたい⇒「ドラセナ・マッサンゲアナ」・「ガジュマル」
・どれを選んだら良いかわからない・育てられるか不安なときは⇒「パキラ」・「アイビー」

日に日に表情を変える、観葉植物のこまかな変化にワクワクすること間違いなしですよ。

あなたもお気に入りの観葉植物を見つけて、緑のある暮らしをはじめてみませんか?

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SHIHO

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Webライター。内面からの美容や健康に関心があります。読者の皆さんにとって有益な情報をお届け出来るよう頑張ります♡
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