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  • コラム
  • 2022/09/24

お花の廃棄問題を解決したい!- クラフトフラワー吉川さんに聞く、お花の「セカンドライフ」にかける想いとは

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お花の廃棄問題を解決したい!- クラフトフラワー吉川さんに聞く、お花の「セカンドライフ」にかける想いとはのタイトル画像

お花には、不思議な力があると思いませんか?

慌ただしい日々の中で、疲れを感じるとき、なんだか気分が落ち込んでしまう日もあると思います。そんなとき、綺麗なお花がたった1輪部屋にあるだけで、ちょっと心が安らいだり、気持ちが癒されたりすることでしょう。

結婚式など華やかな場にもお花は欠かせません。しかし一方で、そのイベントが終わるとお花たちの役目は終わってしまいます。美しい姿そのままに、行き場を失ったお花たちは「廃棄」の道を辿るほかありません。

この、お花の「廃棄問題」に目を向けたサービスを提供しているのが、今回ご紹介する「クラフトフラワー」さん。お花の「セカンドライフ」を生み出すプロジェクトを展開しています。今回はクラフトフラワーさんに、展開するサービスにかける想いや今後の展望などをお伺いしました。

クラフトフラワーについて

お花業界の課題の1つである、「お花の大量廃棄問題の削減」に貢献するさまざまな取り組みを行う。

具体的には、提携している結婚式場や花屋から廃棄予定のお花を回収、自社工房で丁寧に加工し、アクセサリー作家などと連携しながらロスフラワーを使った製品の制作を行っている。これらはカフェやサロン・ストアの装飾用として提供され、お花の「セカンドライフ」を創出している。

インタビュー企画のきっかけ

弊社コスモス食品がクラフトフラワーさんと知り合ったのは、2022年1月のこと。

2022年7月、コスモス食品の公式オンラインショップで開催した企画用に、コスモス食品仕様の「ロスフラワーブーケ」を作っていただいたことがきっかけで今回のインタビューに至りました!

この方にインタビューしました!

吉川 遥香(よしかわ はるか)さんの写真

吉川 遥香(よしかわ はるか)さん

島根県出身。幼少期からお花のある環境で育つ。7年間多忙な音楽業界で働いたことで体調を崩すが、その際にお花を通じて癒やされ、外に出れるようになった経験から、改めてお花に興味を持ち始める。

フラワーアレンジメントを学んだり、お花に接する時間が増えたりするにつれ、お花業界全体の課題に強く危機感を抱くようになる。

自分の出来る範囲の中で、いかにお花の大量廃棄問題に貢献できるかを考え、「クラフトフラワー」というサービスを開始、現在に至る。

では早速、インタビューに移ってまいりたいと思います!
よろしくお願いいたします!

よろしくお願いいたします。

「クラフトフラワー」の展開するサービスとは?

クラフトフラワーさんはどのようなサービスをされていらっしゃるのでしょうか?

お花のいろんな楽しみ方や活用の仕方を研究・発信しています。 主には、廃棄花の再利用に向けた取り組みを行っております。
一例として、以下のような取り組みを行っております。

①ノベルティの制作・配布

廃棄花をドライフラワーにし、ノベルティとして活用しています。アパレルショップ様や、お子様向けシューズ メーカー様の EC 販売での特典などでご利用頂いております。

②フラワーアクセサリー

イアリングやピアス、ヘアゴムといった女性が身に着けやすいアクセサリーを中心に、プロの人気アクセサリー製作者と提携することでクオリティの高いアクセサリーを提供しております。

③会場・空間装飾

当方はフラワーアレンジメントと生け花を学んでいるため、店舗装飾はもちろんのこと、日本的空間の装飾から新作発表会のプレス展など幅広く対応しております。 このようにいろんなお花を楽しめる方法を発信していくことで、お花をより身近に、そしてお花に親しみやすい環境を作っていきたいと考えております。

クラフトフラワーさんの名前の由来について聞かせてください。

作り手がこだわって製品価値を高めている商品のことを「クラフト◯ ◯」と呼びますよね。クラフトビールなどはその代表だと思います。
私たちも、自分たちの努力により廃棄花を美しく再生することにこだわりを持ち、そこに価値を生み出したい!という強い想いから、クラフトフラワーという名前にしました。

生花についての活動や営業に関しても、ぜひ教えていただけますでしょうか?

生花を使った会場装飾や、ノベルティのご提供も実施しております。実は生け花とフラワーアレンジメントを10 年以上習っているメンバーがおりまして、ドライフラワーとは違った、生花だからこそのお花の美しさを生かしたサービス提供を行って おります。
世間的にはクラフトフラワーというと折り紙のような印象があるかもしれません。ですが私たちは 本物のお花を使って、熟練された技術をもとにお花の価値を高めることを目指しています。

音楽業界からお花業界への転身!そのきっかけとなったのは?

そもそも、吉川さんが「お花屋さんになろう」と思われたきっかけとはなんだったのですか?

実は私は、お花とは全く別ジャンルの音楽業界にて約 7年間働いてきました。 超多忙な業界ということもあり、体調を崩してしまったことがあります。その際に、お花や自然に触れ癒やされるといった体験をしました。
身を持ってお花の魅力を感じたことで、人を癒やすお花の魅力を皆様にも身近な形で届けたいという想いで、現在の取り組みを始めるに至りました。

お花の廃棄問題やお花のセカンドライフについて目を向けたきっかけなどを教えてください。

元々お花のレッスンの際に捨ててしまうお花をもったいないと感じていました。そんな折、コロナ禍においてハレの場が減少したことで、お花の廃棄問題が顕在化してきたんです。お花業界の課題と言われているお花の廃棄を減らす取り組みができないかをそこで考え始めました。

うまくいくことばかりではない、お花のセカンドライフという考え方

お花のセカンドライフについて行動を起こそうとしたときに どんなことが大変でしたか?また、逆にどんなことが楽しいと感じますか?

まず大変な点としては、廃棄予定のお花をいかに回収するかが最も大変だと感じています。
お花屋さんにも結婚式場さんにも、お花の廃棄にはとてもご理解頂けております。しかし、廃棄予定のお花をご提供頂くとなると意外と大変なんですよね。結婚式場様たちは式のご対応でとてもご多忙なので、なかなか廃棄花の回収までご協力を頂くのに苦労しています。 有り難いことに、コスモス食品様のように私どもの商品をお求め頂けるシーンは増えてきているのですが、肝心のお花が不足しています。どんな形でもいいのでご協力頂けるお客様を探しています。

逆に楽しいことややりがいと感じることとしては、ご提供したお客様に「かわいい」「素敵」と喜んで頂けることですね。もし私どもがこうして回収していなかったら?製品化していなかったら?
そのまま捨てられてしまっていたお花たちに新しい命を宿し、それがお客様にかわいい、素敵と喜んで頂けることが何よりの喜びです。

セカンドライフ ‐ 生まれ変わったお花たちのその後

セカンドライフを迎えるお花は、どのようなお花(種類や大きさなど)や形状に生まれ変わったものが多いのでしょうか?

お花をご提供頂けるのが結婚式場様が多いこともあり、一般的に高級なお花が多いです。 バラやトルコキキョウといった大ぶりなお花が多く、それだけで絵になるお花が多い印象ですね。 また、会場装飾で使われていることから、大ぶりのお花だけでなくカスミソウやスターチスなどの小花もバランス良くあります。
企業様へノベルティとして提供したり、アクセサリーや草木染めのアイテムへと変身させたりして、長く楽しんでもらえるような工夫をしております。 製品化は私どもだけでなく、プロのアクセサリー作家さんとも提携しておりまして、プロの手で「長く使いたい」と感じてもらえる製品を生み出すように心がけています。

SDGsや環境問題などとも関係が深い「廃棄問題」。今後の展望は

どのような方たちがお花のセカンドライフについてのアクションに賛同してくれていますか?

SDGs など環境問題を意識しておられる企業様が多いですね。自社でも廃棄削減に取り組まれていたり、今後目指そうとされているお客様が多いように感じます。

これからの展望や、どんな方たちに広がっていってほしいかなどについて教えてください。

先程も申し上げたように、今はありがたいことに私たちにはお花が全く足りていません。まずはいろんな施設様やお花屋さんとの繋がりを増やしていきたいと考えています。 お花の廃棄に悩まれている方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡頂けますと幸いです。 また、今後はお花の再利用方法も広げていきたく、既存の枠組みにとらわれないやり方を考えていきたいと思っております!

なるほど。今後がますます楽しみですね。私どもも引き続き、クラフトフラワーさんを応援させていただきます!
本日はありがとうございました!

こちらこそありがとうございました。

編集後記

廃棄されてしまうお花に焦点を当て、セカンドライフを創出するというクラフトフラワーさんのミッション。とても感銘を受けました。SDGsや環境問題などが世界的にも大きな話題となっている中、このような取り組みがどんどん加速していくといいなと心から感じる対談となりました!

クラフトフラワーさんの最新情報やお花の豆知識はInstagramでも配信中ですので、
ぜひチェックしてみてください!

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