SHOP
記事をシェア
twitterTwitter
facebookfacebook
lineLINE

夏は夜7時を過ぎてもまだ空が明るかったのに、秋になるとだんだんと日が暮れるのが早くなってきますよね。しだいに夜が長くなる秋。さて、どのように過ごしましょうか?

「急にそんなこと言われても、何をしたらいいかわからないよ」という人もいるでしょう。

そこで今回は、気軽に実践できる秋の夜長の楽しみ方を5つ用意しました。また、秋に気をつけたい生活習慣についても記事の後半で触れています。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

秋の夜長の意味や由来は?

夜空に浮かぶ満月の写真

まずは秋の夜長の意味や由来について知っておきましょう。

「夜が長い」と聞くと、冬の冬至の方が夜の時間が長いように思いますよね。秋の夜長という言葉は、厳密な夜の時間を表しているわけではありません。

夏から秋へ季節が移り変わるにつれて「日が沈むのが早くなって、夜の時間がなんだか伸びたなぁ」と感じさせることから名付けられました。

季節の移り変わりに感度が高く、そこに奥ゆかしさを見いだす、日本人ならではの感性が秋の夜長の由来になっているといえるでしょう。

秋の夜長はどう過ごそう?おすすめの楽しみ方5つ

夏の暑さから解放される秋は、夏にはできなかったことを楽しむのに絶好の季節です。夜が長くなったからこそ楽しめるアクティビティや、時間の過ごし方もあるでしょう。

ここからは、秋の夜長におすすめの楽しみ方を5つ紹介します。

月や星を観察する

満天の星空の写真

秋の夜長には、空を見上げて天体観測を楽しむのがおすすめです。

空気が澄み始める秋は、星がきれいに見えます。それでいて冬のように寒くないため、気軽に外に出かけられますね。

秋の夜空には、ペガスス座やアンドロメダ座・ペルセウス座・カシオペヤ座など神話に登場する星座から、やぎ座・みずがめ座・うお座・おひつじ座など、12星座でおなじみの星座を見つけることができます。

秋は明るく輝く星こそ少ないものの、代わりに満月がもっとも美しく見える時期でもあります。星座を見つけるのと一緒に、美しい満月を眺めながら、お団子をいただくのも風情がありますね。

読書や映画・音楽を楽しむ

読書のイメージ写真

「芸術の秋」という言葉もあるくらいですから、秋は読書や映画・音楽を楽しむのに絶好の季節です。

中でも読書は、文字情報しかないので想像力を膨らませるのにうってつけです。少し照明を落とした薄暗い部屋で、月明かりを感じながら読書をすれば、思いがけないアイデアが浮かんでくるかもしれません。

「いつか観よう」と思っていた映画をのんびりと部屋で鑑賞したり、映画館のレイトショーへ出かけたりするのもいいでしょう。

自分の好きな曲をかけて気分を上げたり、秋の夜長にふさわしいしっぽりとした曲をかけたりして、リラックスするのもおすすめです。

また、秋の夜長に耳をすますと、スズムシやコオロギの美しい音色が聞こえてきます。いつもの喧騒から離れて、自然のオーケストラに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

テラスなど屋外での食事を楽しむ

テラス席の食事の写真

夏の生ぬるい空気の中だと、屋外で食事するのははばかられますが、秋の夜のひんやりとした空気感なら、快適に食事を楽しめます。夜風や虫の音を感じながら大切な人と一緒に食事を楽しむ時間は、言葉にならない満足感で心が癒されていくことでしょう。

夏は食欲が落ち、さらっと食べられる食事ばかりで食をないがしろにしてしまいがちです。秋に旬を迎える食材は豊富にあるので、旬の食材を活かした料理に腕を振るってみるのはいかがでしょうか。

また、夜景がきれいなスポットにカメラをもって出かけるのもおすすめです。ちょっと遠くまで足を伸ばして、散歩がてら涼しい夜道を歩いてみるのもいいですね。普段は通り過ぎてしまうような道や、見過ごしてしまう何気ない景色も、違って見えるかもしれません。

ヨガやストレッチで体のメンテナンス

ヨガをする女性の写真

誰かと楽しむスポーツは日中にとっておいて、秋の夜長は自分自身の体と向き合う時間に充ててみてはいかがでしょうか。

スポーツの秋といえど、日中はまだまだ暑いですよね。夜なら気温も下がり、快適に運動できます。心地よい秋の夜風を感じながらの運動の時間は爽快で、夏のような不快感なく楽しめるでしょう。

就寝を控えた夜の時間におすすめの運動といえば、ヨガやストレッチ。
あまり激しくない適度な運動は、睡眠の質を向上させてくれます。1日の体の緊張がほぐれ、安らかな眠りへと導いてくれるはずです。質の良い睡眠は、翌朝をスッキリとスタートさせ、日中の活力にもつながります。

アロマとキャンドルで心を癒す

アロマキャンドルの写真

ヨガやストレッチで体のメンテナンスをしたら、同様に心のケアもしてあげましょう。

ゆらゆらと揺れるキャンドルを眺めたり、アロマオイルを使って香りを楽しみつつ、リラックスしたりするのがおすすめです。キャンドルの炎にはリラックス効果があると言われています。炎には「1/fゆらぎ」があり、これは私たちの体が本来持っているリズムと同じものであるため、本能的に幸福感や安心感を与えてくれるのだそうです。

また、アロマの芳香成分は気持ちを落ち着かせ、リラックス効果をもたらします。鼻から入ったアロマの香りは電気信号へと変化し、脳へ伝達されます。自律神経やホルモンのバランスを調整している器官にアロマの香りが働きかけることで、副交感神経が優位になり、身体の緊張がほぐれるというわけです。

リラックスにおすすめのアロマ

秋の夜長におすすめの、リラックス効果の高いアロマをいくつか紹介します。

  1. ラベンダー

「ハーブの女王」ともいわれるアロマで、神経の興奮を鎮める効果があります。張り詰めた心を落ち着かせ、リラックスさせてくれます。

  1. ネロリ

「天然の精神安定剤」といわれるアロマです。スリーピング用のアロマオイルには必ずブレンドされるほど、高いリラックス効果をもちます。穏やかで質の高い眠りをもたらしてくれるでしょう。

  1. サンダルウッド
    温かみのある、穏やかな木の香りをもつアロマです。抗不安効果もあり、うつ症状の軽減や心身のバランスを回復する手助けとなってくれます。
  2. イランイラン
    エキゾチックで官能的な香りを持ち、感情のバランスを整えるアロマです。心のトラウマや感情的な痛みを緩和する目的にも使用されるほど、心を穏やかにしてくれます。
  3. ベルガモット
    柑橘系の爽やかな香りをもち、気分を明るくしてくれるアロマです。リラックスとリフレッシュの2つの効能を兼ね備えています。

秋の夜長に意識したい2つのこと

 

秋の夜長はとても素敵な時間ですが、注意しておきたいこともあります。

1つ目は、寒暖差による体調不良や感染症が起こりやすいということ。そして2つ目は日照時間の減少がうつ病の原因にもなるということです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

寒暖差による体調不良や感染症に注意

悲しみに暮れる男性の写真

秋は日中と夜の気温差が大きくなります。身体が寒暖差に順応できず、自律神経が乱れて身体のだるさや疲れ、頭痛といった不調が起こりやすくなります。

また、秋になると空気が乾燥し始めます。空気が乾燥すると汗をかいてもすぐに乾いてしまうため、水分不足に気付きません。そして、水分補給がおろそかになってしまうのです。湿度が40%を切ると感染症にもかかりやすくなります。風邪やインフルエンザといった感染症が秋を境に流行し始めるのはこのためです。

日照時間の減少はうつ病の原因にも!

秋の夜長は同時に、日照時間が短くなることを意味します。「幸せホルモン」との別名をもつ「セロトニン」は、太陽の光を浴びることによって分泌されます。日照時間が短くなるとセロトニンの分泌が減るため、「なんとなくだるい」「気分が落ち込む」「イライラする」「食欲が沸かない」「よく眠れない」といった症状が現れやすくなります。セロトニン不足の状態が続くと、うつ病などの精神疾患にもつながるといわれています。

このように、秋は体調不良を起こしやすい時期でもあることを認識することが大切です。体を冷やさないように気をつけ、こまめな水分補給を心がけてください。

また、積極的に屋外に出て、太陽の日差しを浴びるように意識してみましょう。

まとめ

秋の夜長の楽しみ方と、注意点についてお話してきました。

秋の夜長は、暑さや時間がないことを理由に遠ざけていたことを楽しむ絶好のチャンスです。秋は短く、あっという間に冬に移り変わってしまうものです。

五感をフルに使って秋の夜長を楽しみつつ、身体を労って、有意義で充実した日々を送りましょう。

ライターSHIHOさんが書いた記事一覧さんの写真

SHIHO

美容・健康分野はお任せ

記事一覧へ
Webライター。内面からの美容や健康に関心があります。読者の皆さんにとって有益な情報をお届け出来るよう頑張ります♡
記事一覧へ

Related Posts

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です