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連日の真夏日更新や記録的猛暑のニュースなど、異常気象が「日常」になってきていますね。お盆以降もまだまだ残暑が続き、30℃を超える日が多いため警戒が必要です。

そんな残暑の時期に注意したいのが、残暑によって引き起こされる体調不良です。

そこで本記事では残暑を乗り切る方法や、夏から秋に移り変わる中で発生する「秋バテ」と、その対策について紹介します。

この記事を読めば、暑さとの向き合い方や、意識すべきポイントがわかるようになっています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

残暑はいつからいつまで?

残暑は、立秋(8月7日頃)を過ぎたあとも残る暑さのことです。立秋を過ぎると暦上は秋ですが、実際にはまだまだ暑さが続くことが一般的です。
近年では全国的に記録的猛暑が当たり前になっており、8月中旬から9月中旬が残暑のピークとなります。

ちなみに残暑と混同されやすい「暑中」は、夏の土用(7月19日頃)から立秋の8月7日頃までの期間です。暑中は1年で最も暑さが厳しい時期とされています。

残暑の時期の高温多湿がきっかけで体調を崩すことがあるため、注意が必要です。

残暑が引き起こす体調不良

残暑は私たちの体に多くの負担をかけ、さまざまな体調不良を引き起こします。具体的な症状としては、疲れやだるさ・頭痛・めまい・立ちくらみ・食欲不振などがあります。

残暑が引き起こす体調不良を詳しく見てみましょう。

体の疲れ・だるさ

残暑の時期はまだまだ気温が高く湿度も高いため、体が疲れやすいです。特に寝苦しい夜が続くと睡眠不足によって疲れが取れず、翌日にだるさを感じることが増えます。

日中の暑さによる体力の消耗も、疲労感を強める原因となります。「何もしていないのに疲れた」という経験はありませんか?残暑により、日常生活を送るだけで体は疲れきってしまうのです。

頭痛

残暑による頭痛は、主に暑さによる体温上昇や脱水症状・血管の拡張が原因で発生します。

夏は汗をかきやすく、体内の水分と塩分が大量に失われるため脱水が起こりやすいです。すると血液がドロドロになり、血の巡りが悪化して頭痛を引き起こします。

めまい・立ちくらみ

暑さで体温が上がると、体は熱を外に逃がそうとして皮膚の血管が拡張します。すると全身を流れる血液量が減ってしまうため、血圧が下がります。 血圧が下がると脳への血流が一時的に減少するので、めまいや立ちくらみが起こるのです。

また、大量に汗をかいて体内の水分やミネラルが不足したときも、同様に血圧が低下します。
こうした血流や血圧の変化が生じることで、夏にはめまいや立ちくらみといった症状が起きやすくなるのです。

食欲不振・胃腸の不快感

残暑が続くと、食欲不振や胃腸の不快感が現れることがあります。
暑さで消化器官の働きが鈍り食欲が減退するほか、アイスや冷たい麺類など、冷たい飲食物の摂取が胃腸に負担をかけるからです。

食事が偏ると栄養不足に陥り、夏風邪など体調を崩す要因にもなります。胃に負担の少ない、消化のよい食事を心がけることが重要です。

残暑を乗り切る方法

残暑を乗り切るためには、水分補給やバランスの取れた食事を意識しましょう。体の冷やしすぎに注意し、質の高い睡眠を確保することも大切です。

十分な水分補給

残暑の時期には、十分な水分補給を心がけましょう。体内の水分が不足すると、脱水症状や熱中症のリスクが高まります。

日中の暑い時間帯には、特に意識して水分を摂取してください。水分補給時は、水分と塩分の吸収されやすい経口補水液や、スポーツドリンクがおすすめです。

バランスの取れた食事

残暑を乗り切るためには、栄養バランスの取れた食事が必要です。特に、ビタミンやミネラル・タンパク質をしっかり摂るように心がけましょう。これらの栄養素は体力を維持し、疲労を回復させてくれます。

暑いからといって冷たい食べ物ばかり食べるのではなく、温かい野菜スープなどをメニューに加えるのもおすすめです。

体を冷やしすぎない

体を冷やしすぎないことも、残暑を乗り切るポイントです。エアコンの効きすぎた室内は、体温調節機能を低下させる原因となります。

また、冷たいものの摂りすぎは胃腸の不調を引き起こします。冷たい飲食物を欲する気持ちはよくわかりますが、「本当に今は冷たいものでないと体が受け付けない状態か」と一度立ち止まって考えてみましょう。

睡眠の質を意識する

残暑の時期に体調を維持するためには、質のよい睡眠が欠かせません。エアコンや扇風機をうまく活用して、寝室の温度を調整しましょう。

また、夏用の通気性のよい寝具を選ぶことで肌ストレスを軽減し、スムーズな入眠を促進できます。スマートフォンやパソコンなどから発せられるブルーライトは、入眠を妨げるといわれています。就寝前にはなるべく使わないように意識しましょう。

秋バテとは

残暑が引き起こす体調不良は「夏バテ」や「残暑バテ」とも呼ばれますが、このところ「秋バテ」という言葉もよく耳にするようになりました。

秋バテとは夏の暑さが和らぎ、涼しくなった秋に現れる体調不良を指します。残暑の疲れや温度変化によって自律神経が乱れ、疲労感やだるさ・食欲不振・頭痛といった症状が現れることが特徴です。

秋バテが起こる原因

秋バテの主な原因は残暑による疲労と、気温の高低差によるものです。

夏の間に蓄積した体の疲労や、冷房や冷たい飲食物の摂りすぎによる胃腸機能の低下が原因となって秋バテが生じます。秋になり急に気温が下がると自律神経が乱れ、体がうまく適応できなくなることも。

また、秋バテの原因にはホルモンバランスも関係します。日照時間の減少や気温の変化により、ホルモンバランスが崩れるためです。

秋バテ対策

秋バテを防ぐためには、体を温める習慣やリラクゼーションをうまく取り入れることがポイントです。湯船に浸かる、食生活やリラックスタイムを意識する、といったことを実践しましょう。

湯船に浸かる

秋バテ対策には、毎日の入浴で体を温めることが効果的です。湯船に浸かると血行がよくなり、自律神経が整います。ぬるめのお湯にゆっくりと浸かれば、リラックス効果も得られますよ。

入浴は良質な睡眠にもつながるため、まさに一石二鳥です。眠気は体温が徐々に下がることで引き起こされます。入浴によって温まった体は少しずつ体温が下がっていくため、就寝の2~3時間前にお風呂に入るのがおすすめです。

体を温める食材を積極的に摂る

秋バテを防ぐためには、体を温める食材を積極的に食べることが大切です。しょうがやにんじん・かぼちゃ・ごぼうなどの根菜類は、体を内部から温め、冷えを防ぐ効果があります。

おすすめは、根菜類をたっぷり使った味噌汁や、スープなどの温かい料理を取り入れることです。体も温まり、野菜もたくさん摂取できますよ。

積極的にリラクゼーションを取り入れる

日常にリラクゼーションを取り入れることも、秋バテ対策に効果的です。ウォーキングなどの軽い運動や、ヨガ・マインドフルネス瞑想は自律神経を整え、ストレスを軽減してくれます。

休日には趣味の時間を楽しんだり、自然の中で過ごしたりするのもおすすめです。リラックス効果が高まり、季節や気候の変化を楽しむ心の余裕が生まれますよ。

まとめ

残暑が引き起こす体調不良から残暑を乗り切る方法、秋バテと秋バテ対策について紹介してきました。

思い当たる体調不良はありましたか?少し動くだけで大量に汗をかき、どっと疲れてしまう残暑の時期には、決して無理をしないことが大切です。

とはいえ、なかなか休んでばかりはいられないものですよね。そんなときは、本記事で紹介した残暑を乗り切る方法や秋バテ対策を実践して、今年の残暑を一緒に乗り切りましょう。

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SHIHO

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Webライター。内面からの美容や健康に関心があります。読者の皆さんにとって有益な情報をお届け出来るよう頑張ります♡
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