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  • コラム
  • 2022/04/17

温泉って健康にいいの?湯治ってなに?温泉の嬉しい効果とは

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森の中の露天風呂の写真

世界一の温泉大国である日本。なんと全国各地には3000以上の温泉があるそうです。

温泉に入るとリラックスできるし、なんだか「特別な時間」という感じがして、とても気持ちいいですよね。

今回は、そんな温泉の嬉しい効果についてご紹介していきます。せっかく温泉に入るなら、温泉のことをもっと知って「温泉パワー」を存分にいただきましょう!

そもそも温泉とは?

露天風呂の写真

地下からわき出てくる温泉。「健康にいい」「リラックスできる」などのイメージがありますが、「温泉」と呼ぶのにはある条件があるのです。まずは「温泉とはなんなのか」についてご説明していきます。

温泉法

日本には温泉に関する法律があるのを知っていますか。1948年に「温泉法」と呼ばれる法律ができて、温泉の定義やルールなどが決められました。温泉とは「地下からわき出るお風呂」なのですが、温泉と呼ぶのにはもう少し細かい条件があります。

1つめの条件は、「源泉の温度が25℃以上あるもの」。つまり何も成分が含まれていなくても、地中からわき出る水が25℃以上の水であれば、それだけで「温泉」と呼べるのです。

2つめの条件は「地中からわき出る水、水蒸気、その他のガスで、定められた規定量以上の化学成分を含むもの」。つまり特定の成分が含まれていれば、どんなに冷たい水でも「温泉」ということになります。

温泉の定義は、「水温」と「化学成分」がポイントになるのですね。ちなみに、温泉自体に水を足して温度調節したものも「温泉」と呼ぶことができます。25℃ギリギリの冷たい水や80℃を超える熱いお湯でも、条件を満たして入れば立派な温泉。私たちがお風呂に入ったときに「気持ちいい」と感じられるよう、お湯の温度を調節してくれているのですね。

温泉にも種類がある

森の中の露天風呂の写真

どの成分がどれくらい含まれているかを種類別にしたものを「泉質(せんしつ)」と呼びます。白く濁った温泉や、肌がピリピリする温泉など、含まれている成分によって入ったときの感覚も違いますよね。

現在は10種類の泉質に分けられています。日本で一番多いのは、成分が少なく刺激も弱い「単純温泉」という種類。肌の弱い方やお年寄りなども入浴しやすい「優しい温泉」です。不眠症やうつ、疲労回復などの効能があるといわれているので、日々の疲れを癒したいという方におすすめの温泉です。

他にも、塩分が多く含まれている「塩化物泉」、炭酸ガスが多く含まれている「二酸化炭素泉」、鉄分を多く含む「含鉄泉」などがあります。含まれている成分によって、お湯の色やとろみ具合、体への効果も違ってくるので、調べてみると面白いですよ。

温泉が健康にいいって本当?

温泉に通っているおじいちゃんやおばあちゃんって、なんだか健康なイメージがありませんか。なぜ温泉に入るといつも元気でいられるのでしょうか。ここでは、温泉に入ると私たちの体にどんな嬉しい効果があるのかご紹介していきます。

温泉の成分を吸収

水面から幹が伸びている湖の写真

先ほどご紹介した温泉の成分。泉質によって成分も違ってきますが、ガスやイオンなどの成分が皮膚を通して体の中に吸収されることで、血のめぐりが良くなったり、代謝が良くなったりします。

たとえば、お肌の角質を落としてくれる「アルカリ性単純温泉」は、ピーリング作用のある温泉。「美肌の湯」といわれることもあり、お肌がつるつるになる、肌のキメが整う、と女性に人気の温泉です。刺激が強めなので、入浴後はしっかりと保湿をするといいそうです。

温泉探しをするときは、温泉成分を調べて自分の体の悩みに効果がありそうな温泉を選んでみるのもいいかもしれませんね。刺激の強い温泉は、入浴後にシャワーで体を流した方がいい場合もあります。自分の体調や肌質と合わせて温泉選びをしてみてください。

温熱作用

オシャレで開放的な浴室の写真

お風呂につかって体を温めることで、血のめぐりが良くなり、新鮮な血液が全身に行きわたります。体の中にたまった老廃物が外に出るので、体が軽く感じたり楽になったように感じるのです。

さらに温泉の温度によって効能も変わってきます。37〜40℃くらいの「ぬるめの湯」につかることで「副交感神経」が活発になり、リラックス効果が期待できます。反対に42℃以上の「熱めの湯」につかることで、「交感神経」が活発になり、目が覚める覚醒の効果が期待できるのだとか。

ある調査では、週に1回以上温泉に入っている人の方が「悪玉コレステロールの値が低く、善玉コレステロールの値が高い」という結果が出ているそうです。温泉に入ることでコレステロール値が改善し、動脈硬化や高血圧の予防にもつながることがわかっています。

もちろん温泉に入っただけで健康になるわけではありませんが、「体にいいことをしている」という気分になると、普段の生活もちょっといいものにできそうですよね。

リラックス効果

開放感を感じている女性のイメージ写真

やはり温泉の一番の目的は、この「リラックス効果」だという方も多いのではないでしょうか。

湯船に肩までつかると体に浮力がかかるので、体重が約10分の1になり体も軽く感じられます。いつも使っている筋肉や関節がゆるみ、体がリラックスした状態になるのです。さらに脳からも「a波」というリラックス効果のある脳波が出るそう。温泉に入ると全身がリラックスするのには、ちゃんとした理由があったのですね。

また、いつもの家のお風呂とは違う「非日常空間」が、心のリラックスにもつながっています。特別な時間をゆっくりと過ごすことで、心も体も癒されますよね。ちょっと疲れたなと感じたときには、温泉に入ってリフレッシュするのもいいかもしれません。

湯治(とうじ)とは?

森の中の露天風呂の写真

「湯治」とは、温泉がもつ効能を利用して病気の治療を行うことです。昔から温泉に入ることで健康になるといわれていて、日本では約1300年も前から医療目的で温泉が使われていたそうです。

温泉宿に1〜4週間滞在して毎日温泉に入ることで、アトピーやリウマチ、ヘルニアなどの治療効果が期待できます。温泉に健康効果があることは医学的にもわかってきているそうです。さらに、いつもと違う環境で過ごすことで心もリフレッシュできる「天地効果」も期待できます。

長期間のお休みがとれない方は、2泊3日や3泊4日でも湯治の効果は感じられるそう。最近では、観光や食べ歩きと湯治を組み合わせた「新・湯治」が人気のようです。自然に触れたり、非日常の空間を楽しみながら温泉につかることで、心も体もリラックスできるというもの。次の旅行の計画は、ぜひ「湯治」も候補にいれてみてはいかがでしょうか。

湯治におすすめの温泉宿

温泉街の夜景の写真

だんだんと温泉に行きたくなってきたのではないでしょうか。たまには日々の疲れを癒す旅に出るのもいいですよね。ここでは、湯治におすすめの温泉宿を3つご紹介します。日本全国にはたくさんの温泉宿があるので、ぜひ他の温泉も調べてみてくださいね。

酸ヶ湯温泉旅館

青森県にある「酸ヶ湯温泉旅館」は、300年もの歴史がある有名な湯治宿。腰痛や冷え性などの効能がある温泉は、白っぽい濁り湯です。混浴の大浴場は、なんと160畳もの広さ。標高900mの高地にあり、青森の自然やグルメも楽しめる人気の温泉宿です。

玉川温泉

秋田県にある「玉川温泉」も、癒しの湯治宿として人気があります。館内には看護師さんが常駐しているそうなので、不安なことがあればいつでも相談できるのも嬉しいポイント。世界でも珍しい強酸性の温泉です。本格的な湯治をしたい人のために、自分で料理ができる「自炊部」というお部屋もあります。長期滞在をする人も多いそうですよ。

天山湯治郷

日帰りやプチ湯治としておすすめなのが、神奈川県の箱根にある「天山湯治郷」という温泉です。冷え性に効果のある「塩化物泉」と、お肌つるつる効果の「アルカリ性単純温泉」の2種類の温泉があります。なんとアルカリ性の温泉は飲むこともできるそう。箱根湯本駅から車で10分ほどのところにあるので、観光と湯治を一緒に楽しむこともできますね。

まとめ

日常から離れてリフレッシュすることで、「また頑張ろう」と思えることってありますよね。どこに行こうか考える時間もまた楽しいものです。たまには温泉につかって、いつも頑張っている自分の体と心を癒してあげるのもいいかもしれませんね。

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