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みなさんフリーズドライ食品は食べたことがありますか?

身近なところでいうとインスタントのお味噌汁やスープ、さらに野菜やフルーツなどもフリーズドライ食品として売られていますね。

お湯を注ぐだけで簡単に食べられるのが魅力のひとつですが、実は食材のもつ栄養にもこだわって作られているのです。

そこで今回は、フリーズドライ食品のおいしさの秘密や栄養が損なわれない理由をご説明します。

便利なだけではなく、体にもいいフリーズドライ食品の魅力をお伝えしていきます!

 

フリーズドライ食品とは(凍結乾燥の仕組みについて)

フリーズドライブロックの写真

フリーズドライを日本語にすると「凍結乾燥」。食品を一度凍らせて真空状態にしてから乾燥させることで、その食品がもつ味や香り、おいしさをそのまま残すことができるのです。

ふつう食品などを乾燥させるときは「氷」→「水」→「水蒸気」の順番で水分が抜けていきますよね。でもこのフリーズドライ製法を使うと、「氷」→「水蒸気」の順番で乾燥します。「水」の状態を飛ばして乾燥させることで、最低限の熱だけで効率よく食品を乾燥させることができるのです。

このフリーズドライ製法を使うと、高い温度で乾燥させるよりも食品の味や栄養を壊しにくいため、おいしさを保ったまま私たちのもとに届くのですね。今では医薬品から宇宙食まで幅広い用途で使われています。

栄養やおいしさはそのまま

フリーズドライトマトのイメージ写真

フリーズドライのいいところはおいしさが損なわれないこと。どんなに長期保存ができても、おいしくなければ食べたいとは思わないですよね。熱をかけすぎるとおいしさが半減してしまったり、味が変化してしまうこともありますが、フリーズドライ製法を使えばその心配はいりません。

またフリーズドライ製法では、調理した食品をすぐに−30度で凍結させてから、真空凍結乾燥機と呼ばれる乾燥機でゆっくり乾燥させます。熱による影響を受けていないため、食品の栄養がキープされやすいのです。熱に弱いといわれているビタミンやミネラルは、ふつうに調理すると失われてしまいがちですが、フリーズドライ製法を使うことでキープされるのですね。

香りもしっかり感じられる

味と同じくらい大事なのが「香り」。食べ物のいい香りは食欲をそそぎますよね。フリーズドライ製法は一度乾燥させているのにもかかわらず、香りまでしっかり残ることも特徴です。

料理をしているといい香りが部屋いっぱいに広がりますよね。これは香りの成分が水蒸気になって食品から出ていくから。熱を加えて調理すると、どうしても香りは飛びやすくなってしまいます。フリーズドライ製法では高温で乾燥させないため、この香り成分もしっかり残ってくれるのです。香りを楽しむコーヒーや紅茶などにもよく使われていますよ。

長期保存もできる

フリーズドライブロッコリーのイメージ写真

フリーズドライの大きな特徴として、賞味期限がとても長いこともあげられます。そのため非常食や宇宙食にもよく使われていますよね。

実はフリーズドライ食品に含まれる水分量はとても少ないのです。そのため微生物などの菌が繁殖しにくく、不要な添加物を使わなくても長期間の保存が可能になります。ほとんどのフリーズドライ食品が1年以上の賞味期限であるのにもかかわらず、保存料を使っていないというのには驚きですよね。

空気と触れる面積が広いため酸化しやすいというデメリットもありますが、さまざまな研究や努力によってどんどん改良されています。おいしさや栄養はそのままで保存期間が長いフリーズドライ食品は、時間がないときなどにもパッと食べられるので、お家にあると便利ですよね。まだ食べたことのない方は、ぜひ一度食べてみてくださいね。

フリーズドライでも栄養はたっぷり

食材に合わせた調理方法で乾燥させたフリーズドライ食品は、おいしいことはもちろん、栄養もしっかり摂ることができるのが魅力。ぎゅっとした見た目とは反対に、手に持つとその軽さに驚くかもしれません。ここでは具体的にどんなフリーズドライ食品があるのかご紹介していきます。

野菜×フリーズドライ

フルーツのフリーズドライのイメージ画像

食品の中でも生で食べる機会の多い野菜。栄養たっぷりな野菜は、とくに加熱や乾燥に弱いイメージがあるのではないでしょうか。たとえばブロッコリーやピーマンに多く含まれているビタミンC。なんとフリーズドライにした状態でも、8〜9割はビタミンCがしっかり残ることが研究でわかっています。

さらにカリウムやカルシウムなどのミネラルや食物繊維などの栄養素もフリーズドライ食品で摂ることができます。茹でるのが面倒なブロッコリーやおくら、下ろすのが面倒な大根おろしなども、フリーズドライ食品を使えば簡単に食べることができるのでおすすめですよ。

フルーツ×フリーズドライ

フルーツのフリーズドライのイメージ画像

おやつなどにも人気のドライフルーツ。太陽によって乾燥させる天日干しが主な作り方ですが、最近ではフリーズドライ製法を使ったドライフルーツも販売されるようになりました。

フルーツの栄養価は維持したまま水分だけが抜けた状態になるため、さくっとした食感が楽しめます。フルーツのもつ甘みが凝縮されているため、普段フルーツを食べない方もぜひ食べてみてください。とくにベリー系などの酸味があるフルーツは一段と食べやすく感じるはず。生のフルーツとはまた違ったおいしさを発見できますよ。

味噌汁・スープ×フリーズドライ

みそ汁のフリーズドライのイメージ画像

フリーズドライと聞いて一番最初に思い浮かぶのが味噌汁やスープではないでしょうか。お湯を注ぐだけで簡単に作れるので、時間のないときや一人暮らしの方にとってもありがたいですよね。

フリーズドライ製法の味噌汁は、具材に使われる野菜の栄養はもちろん、お味噌の栄養もしっかり摂ることができるのが嬉しいポイント。野菜と味噌はそれぞれ凍らせる適切な温度が違うため、コスモス食品では別々にフリーズドライすることでおいしい味噌汁に仕上げています。

また使う食材にあった味噌をそれぞれ選んでいるので、同じ味噌汁でもひとつひとつ味が違うのも特徴。食材のもつ味を最大限に引き出したお味噌汁をぜひ味わってみてくださいね。

おかず×フリーズドライ

おかずのフリーズドライのイメージ画像

牛丼や親子丼、マーボーなすなどのおかずも、フリーズドライ食品として販売されています。手作りするのが面倒な時や一人分だけ作れない…といった時にも便利ですよね。

メニューによって素材の味が生きるような調理方法を選ぶことで、栄養もおいしさもフリーズドライ食品とは思えないクオリティになります。野菜ひとつでもボイルするのか、ソテーするのかによって完成したときの味は変わってきますよね。お湯で戻して食べる時に最大限においしくなるよう研究されて作られているのです。

コスモス食品のマーボーなすは、大豆が主原料の大豆ミートを使ったヘルシーなおかず。高温でさっと炒めることで具材のおいしさはそのまま、さらに3種の辛味と山椒を組みあわたしびれる辛さを味わうことができます。ビーガンの方やダイエット中の方はもちろん、手軽に中華料理を食べたい方にもおすすめの商品です。

まとめ

おいしさそのままで気軽に取り入れられるフリーズドライ食品。乾燥させているのに栄養が損なわれていないのは嬉しいですよね。最近ではキャンプや登山などに持っていく人が増えたり、あと一品欲しい!というときのおかずとしても買う人が増えています。まだ食べたことのない方は、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。

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KYOKO

食べることと旅行が大好きな女子ライター

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