太陽の力強さが増し、すべての生命が
活動的になる5月。
その一方で五月病と言われる言葉の通り、
疲れが出やすく自律神経が乱れやすい季節
でもあります。
体調や変調を起こしやすいこの時期は、
デトックス機能を担う肝臓と、溜まった
老廃物をスムーズに排出させる胃腸を養う
ことがとても大切に。
胃腸・腸内環境が弱ると、あらゆるバリア
機能が低下し、免疫低下から便秘、肌トラブル、
アレルギーなど様々な不調が現れ、
自律神経も共に乱れていきます。
胃腸を整えるには、腸内環境を良くするだけでなく、
胃腸そのものをきちんと動かして
活動させてあげることが大切です。
脂溶性・水溶性食物繊維を2:1のバランスで
摂取するよう心掛け、発酵食品を取り、
よく噛んで食べること。←何より重要!
そして適度の運動は腸を活発にします。
また胃腸機能を回復させるためには、
胃腸の休息も大切。
常に間食するのではなく空腹時間を作り、
腹八分目を心がけることも(夜は特に)
胃腸の回復におすすめです。
そこで今時期おすすめの、胃腸にやさしく
食物繊維たっぷりな簡単モチモチ、大根餅の紹介です。
今まさに春大根が旬!
春大根は水分を多く含み、みずみずしいのが特徴です。
大根は水溶性と不溶性の食物繊維が
バランス良く含まれていて便通を整えます。
また消化酵素のアミラーゼを含み、
デンプンの消化を助けてくれるため胃腸にやさしく
頼もしい味方。
そして皮膚や粘膜の健康を助けるビタミンCも豊富に含むので
喉がイガイガしやすい春の不調にも最適です◎
某テレビ番組で蒸さず焼くだけの時短
大根餅を紹介しているのを見てからハマり、
毎日にように作っている大根餅。
さらに自己流に簡素化し大根餅って
適当でもこんなにおいしく出来るのか…と夫婦で
美味しさにハマっています。
冷めても美味しく、ご飯に合うので
お弁当のおかずにもおすすめ!
お肉料理をいれなくても
男性でも十分満足なお弁当になりますよ♪
今日のお弁当はしあわせいっぱいシリーズ
『海藻がいっぱい入った丸ごと梅のお吸い物』をお供に。
【大根餅】小7~8個分ほど
- 大根
- 半分(すりおろすかスライサーで細かい千切りに)
- 干しエビ
- 適量
- 好きな具…海苔、ねぎ、ひじき、ニラなど
(私は海苔かニラで作ることが多い) - 適量
- だし粉末
- 適量
- 塩・胡椒
- 少々
- 片栗粉
- 適量(形が整って焼けるくらいの硬さに)
作り方
-
大根の水気を切り、すべてを混ぜ合わせる
-
片栗粉の量はまとまるくらいになったらOK。調節してね。
-
小さめに形作り、フライパンに油少々入れて両面こんがり焼く
-
出来上がり
ポン酢をかけて頂きます。
※お弁当の場合、だしを多めにいれれば
ポン酢なしでもOK!
※大根の皮は身の2倍のビタミンCを含むと言われているので、
皮ごとすり下ろしてね。