コスモス食品のマッドサイエンティストこと中田です。
「NATURE FUTURE Café」リニューアル編の第五弾。
前回での米のやりとりでの激しいバトルが繰り広げられたのですが、このバトルを通じて岡元さんと私は、それぞれにある食に対しての情熱と知見、そして、こだわりの強い変人ぶり(笑)をお互いに理解してゆくようになっていきました。
ランチのレシピを次々と改良
米の次は、ランチのメインディッシュとなる「ヴィーガンハンバーグ」の着手です。
ベースとなるものは程度出来上がっておりましたが、お客様によりご満足の頂けるものとなるよう食感の改良。
適度な弾力のある心地よい噛み応え、溢れ出る肉汁のようなジューシー感、「ヴィーガンハンバーグ」だけど肉のハンバーグに劣らないような物を目指して、もう一度レシピの見直しです。
大豆のゆで方から、玉ねぎのカットの形状やきのこ類の取り扱い等々、大なり小なりの試行錯誤を・・・(実は、ヴィーガンハンバーグについてはもっともっとという要求が高くなり、開店ギリギリまで何らかの形で改良を続けておりましたが・・・)。
「ヴィーガンハンバーグ」の次は、「サラダ」その次は「米粉パン(ドーサ)」その次は「レンズ豆スープ」等々、改良は次々と進んでゆきます。
メニュー開発について中々進まなかったのですが、同じベクトルで考える人が現れた事でドンドンスピードアップしていきます。
良い商品を作って行きたいという、お互いの思いが次第にチームとして構成されて行くのがヒシヒシと感じられます。
そのうち業務中はお互いの考えることがだいたい分かるようになり、これには・・・『塩だ!』ここからは・・・『クミンだ!』と二人のハモる現象が見られるようになりました。
ブラッシュアップも佳境に
お互いの意見を取り入れながら、メニューは次々とブラッシュアップされ5周年を記念するランチメニューとしてふさわしいのではないかと思える物に仕上がって行きました。
このメニューの中には、タイに来てから2カ月間の中で準備してきたソース・ドレッシング類、2年前から作り続けてきた特性のタバスコ、自家発酵させたカカオ、スパイスの効いたフリーズドライのスープ類等々、長期・中期に渡ってコツコツと作り続け日の目を見る事が出来なかった商品・技術がびっしりと詰まっております。
そして、使われている生野菜はタイコスモスが運営している「NatureFutureFarm」で収穫されたOrganic野菜をたっぷりと使用しております。コスモス食品での唯一の直営店。
そこにはコスモス食品が目指す未来の姿が詰まっています。
まだまだ、つづくよ。
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