アカ族出身のアリヤさんとは、もう数十年の付き合いになる。
彼は、アカの村の子供たちの教育、就業を支援する為、「アブアリ財団」を立上げ、チェンライ県のドイチャン村に「夢の家」を開設して子ども達の世話をしている。
彼の村で伝統的に作られている、手織りの伝統工芸品は、コスモス食品の通販でも紹介している。
私は、前回の訪タイ時に、彼の家の一角に小さなHerbgardenを作った。彼との末永い付き合いの証にしたかったからだ。
「夢の家」のお餅つきに参加
週末に彼の家を訪ねると、丁度、彼の作ったもち米を収穫したので、これから餅つきをすると言う。
手際よく、臼と杵が準備され、日本の餅つきと変わらぬ方法で、お餅つきが始まった。
手伝っているのは、もちろん「夢の家」の子どもたちだ。
できたお餅は、一口サイズにしてそれぞれバナナの葉っぱに包まれる。この辺がタイらしくて良い。
アカ族の言語は、タイ語とは全く違う独自の言語で、アリヤさんと子供たちの会話は、全く理解できないが、何となく、その雰囲気で通じてくる。
人と人とは、言語だけでなく繋がるものは多々あるから面白い。
アカの米がカフェメニューのひらめきに
アカの米と日本の米にも比較的近さを感じる。
例えば、この餅米も日本の餅米に似ているがアカ族が山岳地で作るお米も、タイ米よりも日本の米に近く、親近感を覚える。
この米を紹介すると、開発シェフの中田さんが、ひらめく。
この米、今度の新メニューのお米に使いたいと言い出した。
日本米に近い使いやすさ、そしてアリヤさんを含めた人との繋がりのストーリーを新メニューに表現されそうだ。
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