コスモス食品のマッドサイエンティストこと中田です。
「NATURE FUTURE Café」リニューアル編の第六弾。このシリーズのクライマックスです。
岡元さんとのバトルとリスペクトを重ねながら、ついについにランチメニューが完成しました。アイテム数は当初の9アイテムを5アイテムに縮小しましたが、その分1品にかけるボリューム感とバラエティー感を満載にさせ質の充実に注力させていきました。
商品ラインナップは以下の通りです。(※記事執筆当時の価格)
・Vegan steak lunch 150バーツ(約525円)
・Onigiri lunch 95バーツ(約333円)
・Vegan steak Dosa 150バーツ(約525円)
・Organic salad 80バーツ(約280円)
・Hash Brown 30バーツ(約105円)
いざ試食会。スタッフの反応は…。
まずは、お客様にお出しする前にカフェスタッフと開発メンバーへの試食会です。
盛り付けられたメニューの数々を前にして、メンバー達は「スワイ(きれい)」「ナーラック(可愛い)」との感嘆の声が・・・、それの声だけで涙が出そうです。
そして、食事の開始。「アロイ(美味しい)!」、私達に気を使ってではなく自然と出てきた言葉だ。ほっとひと安心。食事が進む、みんな笑顔だ。和やかな雰囲気に包まれる。
開店4日前。最後の最後まで調整は続く
だけど、私と岡元さんはほとんど同時に一人のスタッフの動きがぎこちないことに気づいた。
ナムペットさんだ。リーダー各の彼女はハンバーグをあまり食べていない。
理由を聞くと
「私はもともと大豆や大豆タンパク匂いが苦手で・・・」。
「・・・」。
調理の段階で大豆の匂いを抑えることには注意して炒め方やスパイスの使い方には注意してきた。
だけど、私も岡元さんも大豆は嫌いではなく好きな食べ物。
だから、嫌いな人苦手な人の目線に立って対応することが出来ていなかったのだ。
ナムペットさんの話を聞いた途端、私と岡元さんはお互い何も言わず、自然の成り行きのようにキッチンに向かって行った。時間はないけど解決方法はいくつかある。
最後の最後までベストは尽くす。また、やり直しの開始。
ナムペットさんは「余計な事を言ったかな」というような少し申し訳なさそうな顔をしていたが、直前に「待った!」を掛けてもう一度私達に考えるチャンスを与えてくれたナムペットさんにむしろ強い感謝を感じずにはおれなかった。
開店の日まであと4日たらず、キッチンスタッフへのOJTや原料発注・販売管理システムのまとめ。やることは山積。さあさあ、どうなる!!
つづく!!
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