秋はきのこがおいしい季節。
きのこといえば、我が家の人気常備食
『なめたけ』
なめたけは市販品を購入する人の方が
一般的には多いかもしれません。
でも実は家にある材料だけで
あっというまに作れちゃう簡単常備食なのです。
ごはんのお供が定番ですが、
豆腐にのせたり、茹でた葉物に和えたり、
(好みで醤油を加え、ラー油を垂らしてもgood)
パスタ、うどん、炊き込みごはんなど
なめたけを混ぜるだけで
美味しいアレンジ料理がパパっとできるから、
何もない日に重宝しますよ♪
材料
- えのき
- 1パック
- てんさい糖
- 大1(好きな砂糖で)
- 酒
- 大2
- 醤油
- 大2
- とうがらし
- 1本 (お子さんが食べる場合は入れない)
作り方
-
鍋にすべての材料を入れて中火にかける
-
えのきから水分が出て、しんなりしたら火を止める
-
冷めたら瓶に入れる
※5~7日間保存OK!
※きくらげ、生姜、梅など、好みで入れても美味しいよ♪
子供たちのおやつになめたけおむすびも
おすすめです!
本来おやつは『御八つ』と書き、
昔の時刻『八つ時』のことをいい、
午後2時から4時頃を指します。
『おさんじ』ということもあり、
午後三時頃のことを指しますが、
どちらもその時間に摂る食事を意味していたそう。
昔は大人がもっと肉体労働をしていたため、
その時間になると簡単な食事をしていました。
おやつの時間=お菓子を食べることではなく、
あくまで軽い軽食をする時間だったのです。
『おやつ』という言葉に
『お菓子』という意味は本来ないのです。
子供のために手作りのお菓子を
一生懸命作ることはとても素敵で
子供にとっても嬉しく楽しいことですが、
『おやつ』として、最初にまず
『お菓子』を考えるのは間違いなのだ。
と日本の伝統食・食養法を提唱している
幕内秀夫さんは言います。
「おむすびは最高のおやつだ」
手作りお菓子を作るのはとても手間がかかり大変。
かといって市販のお菓子は
植物油脂や食品添加物がたっぷり。
手抜きが出来て簡単なおむすびは
塩むすびでも、おなかペコペコで
学校から帰ってくる子供にとっては、
とても美味しいものなのです。
甘いお菓子を子供が過度に欲しているのなら、
それはミネラル不足。
普段から甘いお菓子(白砂糖)を食べることで
身体のミネラルが抜け、栄養不足になっている証拠です。
また子供でも大人でもおやつにおむすびが
重く感じるようなら、
それは間食の必要がないということ。
お腹が空いていない、食べる必要がない
ということなのです。
おやつには糖質・脂質の高い洋菓子ではなく、
主食となるでんぷん質のおむすびや餅、
芋、とうもろこしなどがおすすめです。
【おむすびの豆知識】
おむすび(御結び)は
手のぬくもりでむすぶことによって
美味しさが増すだけでなく、
むすぶ=つなぎ・すべてのものを結ぶという
大切な意味も含まれています。
(縁を結ぶという意味もあり)
また昔から日本人は山を神格化していて、
山の形に見立てた三角形に結ぶことで
神の力をご飯の中に入れこみ、
さらに食べることで身体に神の力を取り込む、
という諸説があります。
そのため愛情・気持ちを込めて
手で結ぶことが何より一番ですが、
たまにおむすび屋さんのような形の揃った
綺麗なおむすびを作りたい時は、
AKOMEYAのヒノキ木型(無塗装)を愛用しています。
やっと探し出した丁度良いサイズ感の木型です。
誰でも簡単に作れる常備食なめたけ。
きのこが美味しい季節にぜひ作ってみてね♪